「優しいオーラ」 僕に民藝を教えてくれた友人は、「雑誌民藝」を定期購読していた。 柳宗悦という思想家の事や、木工家の黒田辰秋、松本民藝家具、陶芸家の浜田庄司や河 …
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民藝との出会い「異形の菩薩」 これは、僕が二十歳の頃のお話。 ヤマンバギャルが渋谷を闊歩し、就職氷河期真っ只中。マトリックスやスターウォーズエピソード1が公開さ …
それでも、信じること そのような過激さをあえて纏うことは、目には目を、毒には毒を、のような方法で、真っすぐに作る事を諦めたと取られるかも知れない。それでも、や …
過激であること ものづくりは、本当は、昔のままでいい。伝統的な技法に一度でも触れたことがある人は、その合理性と効率性の高さを身に沁みて知っているはずで、そう思 …
「民藝」とは、「民衆的工芸」を略して名付けた言葉とされています。 勿論、100年ちかく前の話なので「民衆」も当時とは全然違っています。民藝が生まれた頃、都市にお …
ひとつの木椀のむこうに 私たちの暮らしのまわりには、たくさんのうつわがある。 土や石のうつわ、ガラスのうつわ。金物のうつわ、紙のうつわ。 長い歴史の中で、ヒトは …
大分県宇佐市に工房を構える松原竜馬さん、角田淳さんを訪ねています。 お二人のつくる器は、使いやすく、食材に活気を与えてくれます。また、おおらかで気持ちのいい道具 …
8月の猛暑日、懐かしさ漂う温泉地、別府から車で小一時間、大分県宇佐市に工房を構える松原竜馬さん、角田淳さんを訪ねました。 お二人は、器作りを生業に、家族4人で町 …